東日本大震災で親を亡くした子どもたちへの心のケアが果たした役割の調査結果が発表されました。

 あしなが育英会が運営する仙台市青葉区のレインボーハウスでは、震災遺児の心のケアに取り組んでいます。

 震災15年を前に、震災遺児1400人余りを対象に行ったアンケート結果が公表されました。

 回答があった330人のうち「喪失経験を話せる場所があった」と答えた人は6割を超えた一方で「話せる場所があったが話したくなかった」と答えた人が3割程度いました。

 「どう表現したらいいか分からなかった」「聞き手などにマイナスな影響が出る気がした」といった回答が半数を占め、特に被災当時中高生だった世代では、主な理由の1つとなりました。

 レインボーハウスで行われたプログラムで似た境遇の人と出会い交流することが、子どもたちの心のケアにつながっていることも明らかとなりました。

 あしなが育英会では、震災から15年が経ち当時幼かった子どもたちの生活環境が変化していることから、今後もケアを続けていくことにしています。