アメリカのトランプ大統領はワシントンで起きた銃撃事件を受け、途上国からの移民の受け入れを停止すると表明しました。

 トランプ大統領は27日、自身のSNSに「すべての第三世界からの移民の受け入れを恒久的に停止する」と投稿し、途上国からの移民政策を見直す考えを示しました。

 また、バイデン政権で認められた入国許可を無効化して、アメリカにとって有益ではない外国人を国外に追放し、連邦政府からの給付金や補助金などを全面的に廃止する考えも示しました。

 トランプ大統領はアメリカに在住する5300万人の外国人の大半が生活保護に頼り、刑務所や精神病院、ギャング、麻薬カルテルの出身だと主張しました。

 トランプ政権は首都ワシントンで州兵2人がアフガニスタン国籍の容疑者に銃撃された事件を受け、移民政策を厳格化する動きを見せていて、来年秋の中間選挙に向けて国内の治安対策をアピールする狙いもありそうです。