タイ南部のマレーシア国境近くで大規模な洪水被害が続いていて、100人が死亡し、290万人以上が被災しました。
先週から降り続いた大雨の影響で県内各地で大規模な洪水が起き、大部分が水につかっています。
タイ警察などによりますと、これまでにソンクラー県を中心に合わせて100人以上が死亡し、被災者は290万人を超えたということです。
洪水被害を受け、アヌティン首相が現地を訪れたほか、タイ政府は、緊急事態宣言を出して対応にあたっています。
タイの日本大使館は、雨の状況次第でさらに被害が拡大する可能性があるとしたうえで「当局の指示に従うなど安全確保に努めてほしい」と注意を呼び掛けています。