総務省は10月の家計調査を発表し、2人以上の世帯が使ったお金は30万6872円で、物価の変動を除いた実質で、前の年の同じ月と比べて3.0%減少しました。

 消費支出がマイナスとなるのは6カ月ぶりです。

 値上げによる買い控えで、酒類が10.8%の減少、自動車購入費が22.5%の減少となったことなどが影響しました。

 一方、例年よりもインフルエンザの流行が早かったことなどを背景に医療サービスへの支出は9.5%増加しました。