アメリカの大手エンターテインメント企業「ウォルト・ディズニー」は11日、生成AIの「ChatGPT」を手掛けるオープンAIに10億ドル=およそ1550億円を出資すると発表しました。

 今回の提携によって、オープンAIの動画生成AIアプリ「Sora」でディズニーやマーベル、ピクサーなどの有名キャラクターを使った動画を生成できるようになります。

 ディズニーのアイガーCEO(最高経営責任者)は「人工知能の急速な進歩は重要な転換点であり、この提携を通じてクリエーターと作品を尊重し保護しながら生成AIを活用していく」と、コメントしています。

 ディズニーはこれまでAI企業との提携には慎重な姿勢を示していましたが、大きく方針転換した形です。