クマの出没に対応する警察官の安全確保のため、宮城県警が専用の防護服を導入します。
宮城県では、2025年にクマの目撃件数が3000件を超え過去最多となり、警察官が対応する機会が増えました。
しかし県警には専用の装備は無く、機動隊のヘルメットや盾などで対応していました。 このため、県警は年度内にクマ対策の防護服を導入することを決めました。
専用のヘルメットやジャケットの他、手袋やすねのプロテクターなどで全身を覆います。他県では、秋田県警が同様の防護服を導入しています。
クマの歯や爪によるけがや感染症を防ぐため、刃物を通しにくい素材を使用しているということです。
県警は山間部の警察署から順次、配備を進める予定です。