「エコカー減税」について、政府・与党はガソリン車などの基準を厳しくする案を取りまとめました。

 現在、ガソリン車などは2030年度の燃費基準を80%以上満たすと達成率に応じて自動車重量税が減税や免税されます。新車の7割が対象となっています。

 この制度は来年4月末が期限で、政府・与党は2年間延長する方針です。

 そのうえで燃費基準を5%ずつ引き上げるほか、減税率を細分化します。

 一方で、燃費性能に応じて課税される環境性能割は2年間停止します。

 また、車両の重さで道路に負荷がかかるとして、自家用の電気自動車には2028年5月から重量に応じた課税も検討しています。