青森県東方沖の地震を受けて発表されていた、北海道・三陸沖後発地震注意情報の呼び掛け期間は、16日午前0時に終了しました。地震から1週間余り、宮城県では一時観光足が遠のくなどの影響が出ましたが、徐々に平常に戻っているということです。

 関謙次記者「松島の観光船には、大勢のお客さんが行列を作っています」

 日本三景松島には、16日も台湾からの観光客ら多くの人が訪れていました。ただし、8日の地震の直後には客足が遠のいたといいます。

 松島島巡り観光船企業組合大山喜広副理事長「地震以降ですね、約20件300名ほどのキャンセルが発生しております」

 更に12日正午前の地震で、宮城県に再び津波注意報が出されると。

 松島島巡り観光船企業組合大山喜広副理事長「9日の津波注意報は朝の段階で解除されたので通常通りの営業はできたんですけども、12日の津波注意報は営業を中止して避難したという形になりますので、影響は大きかったかと思います」

 松島を訪れていた人たちは、少し不安を抱えながらも観光を楽しんでいました。

 観光客「地震だし海沿いだから津波もって思ったんですけど、予約もしていたので大丈夫かなあみたいな感じの方が強かったですね」「東日本大震災の時も津波の高さがそんなに高くなかったというのを見たり、宿泊する所が小山の所だったので、津波が来ても大丈夫かなと」

 松島名物の食べ放題が楽しめるかき小屋でも、地震の直後は約10件20人ほど予約のキャンセルが出ました。

 MATSU安食俊介さん「今が書き入れ時な時期ですけど、地震の影響でかなりのお客さんが損失しているので、これから戻ってきてくれればうれしいなと思っています」

 現在は客足が戻っているということで、店ではこれから盛り返していきたいとしています。

 仙台管区気象台が後発地震注意情報の終了を受けて会見を開き、当分は地震の多い状況が続くとして引き続き備えるよう呼び掛けました。

 仙台管区気象台は、青森県東方沖を震源とする震度1以上の地震がこの1週間で43回観測され、平常時よりも地震が多い状況が続いていると説明しました。

 地震活動は最大震度6強の発生時よりは低下しているものの、当分の間は現状程度の地震が続くとしています。

 その上で、地震や津波に対する日頃からの備えを引き続き行うよう呼び掛けました。

 仙台管区気象台草野利夫地震津波対策調整官「地震の備えを再確認いただいたと思います。これは決して無駄なことではなくて、次の備えにつながる」

 特に寒い時期の備えとして、防寒グッズのほかストーブなどからの出火防止対策の確認などを呼び掛けています。