宮城県の気仙沼港のサンマの水揚げが、11年ぶりに本州で1位となることがほぼ確実となりました。生鮮カツオの水揚げ日本一は28年連続で途絶えてしまいましたが、サンマの水揚げは好調でした。

 漁協によりますと、気仙沼港のサンマの水揚げは15日までに8556トンと前年1年間を2.3倍も上回っています。

 本州2位は、岩手県の大船渡港の8436トンで差は120トンとわずかですが、2つの港で水揚げするサンマ漁船はほとんどが操業を終えたため、気仙沼港が11年ぶりに本州1位となることがほぼ確実となりました。

 気仙沼漁協臼井靖参事「カツオが記録的な不漁になりまして、29年を達成できなかったという暗いニュースばかりですけど、サンマの本州1番ということで水揚げ挽回のきっかけにして頑張っていければなと思ってますね。