ガソリンを巡って、人気の観光地・箱根で異例の事態が起きています。年末年始の旅行シーズンを前に不安の声が上がっています。

 年間2000万人以上が訪れる人気観光地、神奈川県の箱根町で、ガソリンスタンドの閉鎖が相次いでいます。

 町内には、元々5カ所のガソリンスタンドがありましたが、8月と先月に2カ所が閉鎖し、残るガソリンスタンドは3カ所になりました。

 来年3月には、さらに1つガソリンスタンドが閉鎖し、箱根町のガソリンスタンドは2カ所だけになるため、SNSでは不安の声が広がっています。

SNSから 「観光客多いのにガス欠続出じゃない?」

 閉鎖予定のガソリンスタンドの運営会社「箱根プレゼントサービス」によると、タンクの改修などの「設備更新の負担」や「人手不足」が、閉鎖の理由だといいます。

 資源エネルギー庁の担当者はこうコメントしました。

「短期間に何カ所も閉鎖したと聞いており、驚いています。サービスステーション維持に向けた自治体向けの支援メニューも用意しているので、ぜひ、資源エネルギー庁に相談してほしいです」

(「グッド!モーニング」2025年12月18日放送分より)