天皇陛下はカザフスタン大統領と皇居で面会し、昼食会を開いてもてなされました。

 天皇陛下は18日午前11時半すぎ、皇居の宮殿で来日中のカザフスタンのトカエフ大統領を出迎え、握手を交わされました。

 昼食会には秋篠宮さまも参加して食事を楽しまれました。

 陛下と大統領は水問題について話を交わし、陛下は世界最大の湖として知られるカスピ海の水位が急速に下がっていることに触れられたということです。

 大統領が国連などの取り組みも十分ではないと指摘すると、陛下は「水問題は多くの人が手を携えて取り組んでいかなければいけない問題と考えている」と話されたということです。

 また、陛下は去年4月にカザフスタンで起きた洪水で多くの人が被災したことに、お見舞いの言葉を述べられました。