アメリカのトランプ政権は、ブラウン大学で11人が死傷した銃撃事件を受け、移民を対象に抽選で永住権=グリーンカードを付与する制度を停止すると発表しました。
国土安全保障省のノーム長官は自身のSNSに、「ブラウン大学の銃撃犯はグリーンカードの抽選制度を利用して入国した。この凶悪犯を我が国に入れるべきではなかった」と投稿しました。
ノーム長官は、トランプ大統領の指示を受け移民局に対し、即座にグリーンカードの抽選制度を停止するよう命じたということです。
この制度は多様性推進のため、アメリカへの移民が少ない国や地域を対象として、年間およそ5万人に抽選で永住権を認めるものです。
日本もその対象国に含まれていることから、今後、日本人の移住計画にも影響が出る可能性があります。