「哀しみのマンディ」や「コパカバーナ」などのヒット曲で知られるアメリカの人気歌手、バリー・マニロウさん(82)が肺がんと診断されたことを明らかにしました。

 マニロウさんは自身のSNSで22日、左の肺にがんが見つかり手術を受ける予定だと公表しました。

 3カ月近く気管支炎の症状が続いたため医師の勧めでMRI検査を受けたところ、がんが確認されたということです。

 医師はがんが転移している可能性は低いとみていて、抗がん剤や放射線治療は必要ない見通しだとしています。

 年内に手術し、その後、約1カ月間の回復期間が必要となるため、来年1月に予定されていたコンサートは延期されます。

 マニロウさんは「早期に見つかったのは幸運だった。延期で予定変更を余儀なくされた方々にはおわびします」とコメントしています。