体調が悪くなった場合は、自己責任だと同意書にサインさせていました。

 徳島市は、おととし5月から今月にかけて生活保護受給者などで食費を使い切ってしまった人に対し、緊急的な支援措置として賞味期限が切れたパンやアルファ米、飲料水の提供を行っていたということです。

 提供していた食品などは市が災害備蓄していたもので、最長で1年2カ月、賞味期限が切れたものもありましたが、職員の経験から安全性に問題はないと認識していたといいます。

同意書 「支給された食料の飲食によって体調が悪くなった場合、自己責任であることを理解しています。今後は計画的に生活保護費を使います」

 市は一部の報道機関からの指摘を受け、期限切れの食品の支給と同意書へサインを求めることを取りやめることにしました。

 期限内のものを支給するかは、今後検討するということです。

(「グッド!モーニング」2025年12月23日放送分より)