宮城県大崎市は、クマの目撃情報が大幅に減少したことから約2カ月続いていたクマ出没緊急事態宣言を終了することを決めました。
大崎市では23日に3回目のクマ被害対策本部会議が開催され、クマの目撃情報は10月をピークに11月中旬以降は減少傾向にあることなどが報告されました。
そしてクマの被害が発生する恐れが大幅に減少したとして、10月28日に出されていたクマ出没緊急事態宣言の終了が決められました。
伊藤康志大崎市長「クマ対策はこれからの行政の大きな仕事になっていくので、引き続き注意喚起していきたいと思う」
大崎市は今後、クマを引き寄せる原因となっている約1700本の柿や栗の木を伐採します。