欧米からの制裁で経済が衰退するイランでの抗議活動は拡大の一途をたどり、治安部隊とデモ参加者の衝突による犠牲者が45人にまで増えました。
イランの首都テヘランでは8日、抗議デモの参加者が道路を埋め尽くしました。
イラン革命で退位に追い込まれたパーレビ国王の息子で、アメリカに亡命しているレザ・パーレビ元皇太子が「街頭に出て、連帯して自らの要求を叫べ」とSNSで呼び掛けたことが要因とされています。
経済の衰退を背景に去年末に始まった抗議デモは各地に広がりました。
ノルウェーを拠点とするイランの人権団体によりますと、犠牲者は少なくとも45人に増えました。
拘束された人も2000人を超えたということです。
こうしたなか、イラン国内ではインターネットなど通信網が遮断され、情報統制をする目的との見方も指摘されています。