経済の衰退によってイランで拡大している政府への抗議デモは参加者と治安部隊の衝突による犠牲者が62人にまで増え、収束の兆しは見えていません。

 イランのアラグチ外相は9日、訪問先のレバノンで会見し、アメリカとイスラエルがイランで続く抗議活動をあおっていると非難しました。

 一方、アメリカに亡命しているイランのレザ・パーレビ元皇太子はトランプ大統領に対し、「国民を助けるために介入する準備を整えて下さい」と緊急に要請をしています。

 物価の高騰など経済の衰退を背景に昨年末に始まった抗議デモは各地に波及していて、アメリカを拠点とするイランの人権団体によりますと、これまでに少なくとも62人が死亡し、2300人以上が拘束されたということです。