経済の衰退によって抗議デモが拡大するイランに関して、反体制派で亡命したイラン元皇太子が、石油などを扱う企業に全国規模のストライキを実施するよう呼び掛けました。

 イラン国民に対し抗議デモへの参加を促してきたアメリカに亡命中のパーレビ元皇太子は10日、運輸や石油の分野で働く労働者らに対し、全国規模のストライキを開始するよう呼び掛けました。

 イランでは土曜日が1週間の仕事始めにあたることから、それに合わせた呼び掛けとみられます。

 さらに、「私も祖国に帰還する準備をしている」とし、国民による革命が勝利を収めるのは、間近だと確信しているとの考えを示しました。

 通信網の遮断が続く中でも、抗議デモが収まる気配はなく、これまでに少なくとも65人が死亡し、2311人が拘束されたとアメリカにあるイラン人権団体が明らかにしています。