アメリカのトランプ大統領は意欲を示すデンマーク自治領グリーンランドの領有について、ミサイル防衛のために不可欠だと主張しました。
トランプ大統領は14日、自身のSNSでグリーンランドの領有はトランプ政権が掲げる次世代のミサイル防衛システム「ゴールデンドーム」構想にとって「極めて重要だ」と指摘しました。
ゴールデンドーム構想とは宇宙空間に多数の衛星を展開し、アメリカ本土に飛来するミサイルを検知、迎撃するというもので、トランプ大統領は3年以内に運用を始めるとしています。
トランプ大統領は「アメリカがグリーンランドを領有すれば、NATO(北大西洋条約機構)ははるかに強大で効果的な組織になる」とし、「それ以外の選択肢は受け入れられない」と主張しました。
また、ヨーロッパのNATO加盟国に対して、「デンマークに今すぐグリーンランドから出ていくよう伝えろ。犬ぞり2台では話にならない。できるのはアメリカだけだ」と圧力を加えました。
グリーンランドの領有を巡って、バンス副大統領とルビオ国務長官は14日、ホワイトハウスでデンマークとグリーンランド自治政府の外相と会談します。