ワシントン条約で国際取引が規制されている冷凍アオザメを虚偽の申告で輸出しようとしたとして、大阪市の海産物輸出会社と社員2人が関税法違反の疑いで仙台地方検察庁に告発されました。

 告発されたのは、海産物輸出などを手掛ける大阪市の株式会社動源と社員の男性2人です。

 仙台塩釜税関支署によりますと2人は共謀し、会社の業務として冷凍アオザメ約5万420キロ1691匹分を、品名を冷凍ネズミザメなどと偽って申告しリビアに輸出しようとした疑いが持たれています。

 仙台塩釜港で行われた検査で、税関職員と専門家が目視で確認し事件が発覚したということです。

 アオザメは絶滅を防ぐため2019年からワシントン条約の規制対象となっていて、輸出には国の許可が必要ですが、リビアには取引き停止勧告があるため許可が下りない状態でした。

 税関の調べに対し2人は「輸出できないと分かっていたが、準備にかかった労力や費用を考え何とかできないかと思った」などと話しているということです。