日経平均株価は2日連続で取引時間中の最高値を更新し、初めて5万9000円を突破しました。

 市場関係者は「一気に6万円台にいくかとみられたが、大台を前に過熱感への警戒もある」と話しています。

 日経平均株価は取引開始後まもなく、取引時間中として初めて5万9000円台に乗せると、一時上げ幅を700円まで拡大しました。

 日本時間26日早朝に発表されたアメリカ半導体大手・エヌビディアの決算で、売り上げ高、純利益ともに市場予想を上回る結果となったことが好感されました。

 また、日銀による利上げ観測が遠のいたことも、株高の下支えとなっています。

 政府は25日、日銀の審議委員に利上げに慎重な「リフレ派」とされる2人を起用する人事案を提示しました。

 これを受けて、為替市場で一時156円台まで円安が進んだことも輸出関連株などに追い風となっています。

 ただ、その後は利益確定の売りに押され、26日午前の終値は5万8856円でした。

 6万台となると、今年に入って2カ月でおよそ1万も上がったことになり、市場からは「さすがにペースが速すぎだ」と警戒する声も出ています。