東日本大震災から15年を前に、宮城県石巻市の小学校では人の動きを可視化したデータを用いて効率的な避難方法を考える防災授業が行われました。
防災授業は、石巻専修大学とスマートフォンの位置情報を活用して人の動きをデータ化するソフトバンクの子会社アグープが連携して鹿妻小学校で行われました。
石巻専修大学小松真治助教「どこが混んでいたのかということを見える化したものを、皆さんにツールを使って分析してもらおうかなと」
授業では、2025年7月にカムチャツカ半島付近で地震が発生し津波警報が発表された際の人流データが使用されました。
児童たちは、データを基に石巻市で渋滞が発生しやすい場所やどのような場所に危険が潜んでいるかを確認し、次に災害が起きた時の有効な避難方法を考えていました。
児童「注意報が出た時はあまりみんな避難しなかったけど、警報が出た途端にみんな避難経路に避難所に向かって走ってた感じが分かりました」「車もいいけど、徒歩でトンネルに逃げるのが1番いいなという考えに至りました」
石巻専修大学と石巻市は、ソフトバンクと社会問題解決に向けた協定を結んでいて、人流データの避難計画への活用を目指しています。
石巻専修大学小松真治助教「子どもたちも大人になった時に、改めてしっかりと防災の意識を持って、次世代にも還元できるようになっていければいいかなと思っております」