事故は予測できたのか。社長への被告人質問が初めて行われました。

 運航会社の社長・桂田精一被告は2022年、悪天候が予想されるなか、運航の中止を指示せず、北海道・知床沖の観光船「KAZU1」を沈没させ、乗客乗員26人を死亡させた業務上過失致死の罪に問われています。

 裁判の最大の争点は桂田被告の「予見可能性の有無」です。

 弁護側から船長に出航判断を任せていた理由を尋ねられた桂田被告は「船長はより詳しく海のことが分かっています。現場の判断は尊重すべきだと思いました」などと答えました。

 今月3日は検察側からの質問が予定されています。

※「KAZU1(ワン)」は正しくはローマ数字