東日本大震災の教訓を、後世にどのように伝えていくかを話し合うシンポジウムが宮城県南三陸町で開催されました。

 南三陸町で2016年から定期的に開催されているシンポジウムは、今回で11回目です。

 開会に先立って語り部バスが被災地を巡りました。

 語り部「忘れもしない2011年3月11日、2時46分の出来事でございます。この場所がどうなったかといいますと、同じ場所から撮られた写真ですが、変わり果てた街が映っております」

 宮城県内外から訪れた参加者が、津波で大きな被害を受けた戸倉地区や民間震災遺構の高野会館などを見学しました。

 東北各地の語り部などが参加したパネルディスカッションでは、震災伝承をどのように継続していくかについて議論されました。

 女川町中学校元教諭佐藤敏朗さん「ちゃんと伝えることによって、これからの被災地が変わります。命が救われることが明らかです」

 参加者「実際に見てみると衝撃がすごく大きくて、来て良かったなと思いましたし、来てみないと分からないことがあると思いました」「実際に経験している方、相当辛いと思います。だけどこれをつなげて話をしていくこと、日本だけじゃなくて世界でこういう話をしてほしい」