イランのIAEA(国際原子力機関)の担当大使はアメリカとイスラエルがイラン中部・ナタンズにある核施設を1日に攻撃したと主張しました。
イラン・ナジャフィIAEA担当大使 「アメリカとイスラエルが再び、イランの平和的で、IAEAの保障措置下にある核関連施設を攻撃した。イランが核兵器を開発しようとしているという彼らの主張は大嘘だ」
イランのIAEA担当大使は2日、アメリカとイスラエルが中部・ナタンズにあるイラン最大のウラン濃縮施設を1日に攻撃したと主張しました。
「攻撃は国際法違反であり、侵略犯罪を構成し、IAEAの憲章にも違反する」と強調しています。
一方で、IAEAのグロッシ事務局長は2日、「イランの核関連施設が損傷したり、攻撃を受けたりした兆候はない」と述べました。
ナタンズの核施設はIAEAの査察対象ですが、イランは抜き打ち査察などを認めず、2023年には核兵器に転用可能な濃縮度約83.7%のウラン粒子が検出されました。
アメリカとイスラエルが去年6月にナタンズを含むイランの核施設3カ所を攻撃して以降、イランは査察を拒み、IAEAは高濃縮ウランの貯蔵量を把握できていません。