ホワイトハウスのレビット報道官はイランの新たな指導者にハメネイ師の次男が浮上していることなどについて、情報機関が分析していると述べました。

レビット報道官 「もちろん我々も報道は把握している。情報機関が注視し、分析している。今後の展開を見守る」

 ホワイトハウスのレビット報道官は4日の記者会見で、イランでの軍事作戦は「圧倒的な成功」を収めているとして、今後数時間以内にイランの領空を完全に制圧できると述べました。

 また、攻撃開始後中東から1万7500人以上のアメリカ国民が帰国したとし、今後もチャーター便を用意して退避を希望する人を支援するとしています。

 レビット報道官はアメリカ軍とイスラエル軍の攻撃で、これまでにハメネイ師らイランの最高幹部を多数殺害したことは「アメリカにとって有益で、世界をはるかに安全な場所にする」と意義を強調しました。

 一方、最高指導者の後継にハメネイ師の次男、モジタバ師が浮上していることについてレビット報道官は「報道は把握している」とし、現在情報機関が分析中だと明らかにしました。

 今後の地上部隊の派遣については「現時点で作戦計画に含まれていない」としたうえで、トランプ大統領の軍事的な選択肢は排除しないと述べました。

 レビット報道官はトランプ大統領がイランと国境を接するイラク北部のクルド人勢力の指導者と電話会談したことを認めましたが、クルド人勢力に武器を供与し、蜂起を促しているとの報道は否定しました。

 また、トランプ大統領がイラン攻撃を巡ってアメリカ軍に国内の基地の使用を拒否したスペインに反発し、禁輸措置を警告した問題について「スペインはアメリカ軍との協力に合意した」と述べました。

 レビット報道官は「スペインは大統領のメッセージを受け取ったのだろう」としています。

 一方、イラン南部の女子小学校で多くの犠牲者が出たことについては国防総省で調査中だとしたうえで、アメリカは民間人を標的にしないと強調しました。