ベルギーにあるユダヤ教の礼拝所「シナゴーグ」の前で爆発がありました。当局は反ユダヤ主義のテロ事件の疑いで捜査を進めています。

 ベルギー東部のリエージュにあるシナゴーグ前で9日午前4時ごろ、爆発がありました。

 爆発の衝撃でシナゴーグの窓が吹き飛び、通りの向かいにある建物の窓ガラスが割れるなどの被害が出ました。

 けが人はいないということです。

 ベルギーのカンタン内相は、この爆発について「ユダヤ人コミュニティーを直接狙った、卑劣な反ユダヤ主義の行為だ」とSNSで非難しました。

 また、デウェーフェル首相は「反ユダヤ主義は私たちの価値観と社会に対する攻撃だ。断固として戦わなければならない」と投稿しました。

 警察のテロ対策部門などが爆発の原因や背景を捜査しています。

 現場のシナゴーグは1899年に建てられた歴史ある建物で、礼拝の場であると同時にリエージュのユダヤ人コミュニティーの歴史などを紹介する博物館としての役割も担っています。