東北大学病院内でデータを共有する装置に不正アクセスがあったことが分かりました。臨床試験に参加した患者の氏名などが漏洩した可能性があるということです。
東北大学によりますと、不正アクセスがあったのは東北大学病院の臨床試験業務に関する資料を保管していたネットワーク上でデータを共有する装置で、4月23日に不正アクセスが判明し、5月1日に事実を公表しました。
保存されていたデータは臨床試験に参加した患者の氏名や住所といった個人情報や、臨床試験の手順書などでこうした情報が漏洩した可能性があるということです。
今のところ具体的な被害は確認されていませんが、漏洩した可能性のある情報の規模がつかめていないことから、詳しい調査を続けるとともに、対象となる患者に順次説明と謝罪をしているということです。
なお、東北大学では、不正アクセスがあった装置は既に院内のネットワークから切り離されていて病院の運営に支障は無いと説明しています。
東北大学によりますと先月16日に大学が管理するサーバーへの不正アクセスが確認され、その調査の過程で大学病院の装置への不正アクセスも判明したということです。