確定した刑事裁判をやり直す再審制度の改正案を巡り、自民党は1966年の一家4人殺害事件で再審無罪となった袴田巌さんの姉のひで子さんからヒアリングを行いました。

袴田ひで子さん 「今の法務省の方針だと、厳は再審開始にならなかったですよ。このままの法律だと冤罪(えんざい)被害者は救われません」

 ひで子さんは法務省の改正案に反対し、再審請求決定に対する検察官の不服申し立ての禁止や証拠の全面開示を求めました。

 法務省の改正案では、裁判所の判断で検察に証拠開示を命じる制度が新設される一方で、開示範囲が限定的であることや、再審開始決定に検察官が不服申し立てできる内容になっています。

 不服申し立てにより、再審請求審が長期化する可能性が指摘されていて、自民党内からも不服申し立ての禁止を盛り込むべきだといった声が出ています。