宮城のレギュラーガソリンは170円台と過去最高だった前週から15円ほど値下がりしましたが、依然高い状態が続いています。

 資源エネルギー庁によりますと、宮城県の23日時点のガソリンの平均小売価格は、1リットル当たりレギュラーが170.8円、ハイオクが182.1円と過去最高となった前週から15円ほど安くなりました。

 政府による元売り各社への補助金によって価格は一定程度抑えられましたが、依然高い状態が続いています。

 「ちょっときついよね。ただ必要なものだから仕方がないと言えば仕方がないけど」

 1.5ヘクタールの農園でトマトやイチゴをハウスで育てている、大崎市の千葉卓也さんです。

 トマトの生育には室内の温度を一定に保つため、温風暖房機の使用が欠かせません。機械を動かすために必要となる重油は、この10年で25%ほど値上がりしていて、イラン情勢を受けて更なる値上げを懸念しています。

 マルセンファーム千葉卓也社長「結構経費的には大変コストがかかる部分なので、大変だっていうのはありますよね。価格転嫁を考えていてもですね、なかなかできないというのもありまして」

 石油を原料とするハウスを覆うビニールや土にかぶせるシートなど、農業に欠かせない資材も手に入りにくい状態になっていると言います。

 マルセンファーム千葉卓也社長「資材が入ってこないのはやはり大変なところでもあって、うまく融通しながら対応していかなくてはならないというのはありますよね。1日でも早く落ち着いていただいて、価格が下がることを祈っているという形ですよね」

 燃料価格の高騰を受け、東北電力の石山一弘社長は会見で、火力発電の燃料の確保に「直ちに影響はない」とした上で、長期化が続けば料金を値上がりする可能性を示しました。 東北電力石山一弘社長「LNGだけではなく石炭など他の燃料価格も上昇している状況で、色々な影響が出てくるのではないか」

 電気料金に含まれる燃料費調整単価は2カ月後に反映されるため、早ければ5月使用分から値上がりする可能性があるということです。