イランによるホルムズ海峡の事実上の封鎖からまもなく1カ月となるなか、政府は26日午前、石油の「国家備蓄」の放出を始めました。
放出は愛媛県今治市の菊間国家石油備蓄基地で午前11時ごろに始まりました。
タンクからパイプを通じて、隣接する石油元売り企業に送られます。
政府は国内消費の1カ月分に相当する量を11カ所の基地から順次放出する方針で、27日は福岡県の北九州市沖でタンカーへの積み込みを予定しています。
石油の安定供給につなげるため、政府はすでに民間に義務付ける備蓄量を15日分引き下げる「民間備蓄」の放出を始めています。
産油国との共同備蓄の放出も今月中に始める予定です。