今“春の5K”の影響で体調不良に悩まされる人が急増しています。ゴールデンウィークに向け「体の不調」をどのように整えればいいのか、医師に対策を聞きました。

■寒暖差に乾燥…患者が急増

 春のはずが、冬に逆戻りです。

長崎から 「もうすぐ5月なのにチラチラ雪が見えた。さすが北海道はすごい。寒いですね、長崎の真冬と同じ感じ」

 24日朝、北海道では季節外れの雪が降りました。さらに、あられやひょうが降った場所も…。

 この時期としては強い寒気が流れ込みました。

 極端な寒暖差に関東でも不安の声が。

 東京都心では今月11日、朝と昼で13℃以上の気温差が。1日の中で季節が入れ替わるような状態です。

 さらに…。

今村涼子気象予報士 「この時期の天気で注意が必要、春の5Kというものがある。花粉、黄砂、乾燥、強風、寒暖差」

 花粉・黄砂・乾燥・強風・寒暖差「春の5K」が春の列島で猛威を振るっています。

 岩手県大槌町で今も続く山火事。火の勢いを強めているのが「乾燥した空気」と「強い風」です。

大槌町消防団 芳賀潤副団長  「全国的に雨が少ないので山はカラッカラ、そこに強風、悪い環境が全部一緒になって延焼している」

 乾燥と強風。春の5Kと同じ条件が被害を拡大させています。

 そして今週、中国から飛来した黄砂。中国・北西部では、砂嵐が街をのみ込むほど。

 日本でも車などに影響が出ました。

■寒暖差に乾燥…患者が急増

 春の5Kが引き起こすのは生活への影響だけではありません。

 都内のクリニックでは…。

40代 「(Q.どんな症状?)頭痛、倦怠(けんたい)感、疲労感、すごく眠かった。疲れた時に来るような眠気が一日中」

 1週間前から続く不調。その原因は…。

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長 「春の5Kって聞いたことありますか。自律神経が乱れ体調が悪くなりやすい」

 複数の刺激が重なることで、体のバランスが崩れるといいます。

 クリニックには患者が急増。

伊藤博道院長 「4月2週目~3週目にかけて(患者が)2、3倍に増加、急増。1番多いのは頭痛と倦怠感、めまい。ついで気道系、呼吸困難やせき、3番目は胃腸障害、食欲不振、下痢、便秘」

 街でも春の5Kに悩まされる人が…。カギとなるのは対策です。

伊藤博道院長 「入浴と睡眠によって1回リセットするのが大事。良い睡眠や良い入浴などで自律神経の乱れを整える、疲れを整えることがなければ春の5Kに簡単に捕まってしまう」

 一日30分程度の軽い運動や、腸内環境を整える食事も有効だといいます。    伊藤博道院長 「帰りが遅くなる場合は昼間出掛ける時に暑いと思ってもコートを1枚持っていた方がいい。おしゃれより自律神経を大切に」