増加傾向にある119番通報の受け付けを、AIで効率化するシステムが開発されました。

指令員役 「どなたがどうしました」 通報者 「父の様子がいつもと違って」 指令員役 「お父さん意識はありますか」 通報者 「ちょっとぼーっとしちゃっていつもみたいに話せないです」

 通常、119番通報を受けると、指令員は意識や呼吸の状態などを聞き取り、当てはまる症状を画面の項目から選びます。

 NECが開発したシステムはこの作業を効率化するもので、AIが通報の音声を文字に起こし、情報を解析します。

 それをもとに自動で選択するため、入力時間を減らすことができるということです。

 猛暑の影響などで通報は増加傾向で、横浜市消防局では1日あたり平均およそ1000件の通報があり、常時24人で対応しています。

横浜市消防局 平井正和司令課長 「(時期により指令員の)人数を上回る通報が入ってくる状況があります。そうなると一時的に通報していただいた方に待っていただくような状況。指令員もヘトヘトになっている。それがAIによって負担の軽減にもつながる。通報すればすぐつながる(ことになる)」

 NECは消防局と協力して実証を進め、システムの精度を上げて来年3月までの実用化を目指しています。