アメリカ商務省が5日に発表した3月の貿易収支は赤字額が前の月に比べて4.4%増加し、603億ドル=約9兆5000億円でした。赤字幅の拡大は2カ月連続です。
3月の輸入は前の月に比べて2.3%増加し、3812億ドル=約60兆円でした。
AI(人工知能)需要の拡大が続く中半導体チップなどの輸入が増加したほか、2月に相互関税が停止されたことを受け、企業が海外製品の輸入を増やし在庫を積み増したことも要因とみられています。
一方、輸出は2.0%増の3209億ドル=約50兆円で過去最高となりました。
イラン情勢を受けた原油価格の高騰やエネルギー輸出の増加が背景です。
アメリカメディアは今後数カ月間、石油などの輸出がさらに押し上げられる公算が大きいと報じています。