大気の状態が不安定な13日、各地でひょうが降りました。暑さが本格化するなか、早くも動き出しているのがハチです。今年の夏はどうなってしまうのでしょうか。

■夏日も大気不安定でひょう

 荒れた天気はこれから関東南部にも広がる見込みです。

 アスファルトに白い氷の粒が打ち付けます。正午ごろ、福島県猪苗代町で撮影された映像です。

撮影者 「近くで雷が落ちて強めの雨が降ってきて、ひょうが降ってきて、どんどんひょうが大きくなった。猪苗代でひょうが降ることはなかったので、びっくりした」 「(Q.珍しいんですね?)珍しいです」

 ひょうは10分にわたって降り続いたといいます。

撮影者 「結構、ひょうが大きかったので車に傷が付いていないかという心配があった」

 同じ時間帯、周辺でもひょうが降っています。

 午後になると京都府や兵庫県など西日本でも荒れた天気となり、冬のような光景が広がりました。

 激しい雨とともに雷鳴が響きます。

 突然の雷雨に外国人観光客はなす術もなく雨宿りです。

 各地で局地的な雷雨をもたらしたのは季節外れの暑さです。

 東京都心は朝から強い日差しが降り注ぎ、27.1℃まで気温が上昇しました。3日連続の夏日です。

 6月下旬の並みの暑さに着物姿の女性は…。

30代の人 「(時期が早くて)浴衣はまだ借りられなくて」 「(Q.だから着物で?)着物です」 「暑すぎる」 「着る前から暑い」 「中は汗ダクダクです」

 ワンちゃんは保冷剤で暑さ対策です。

30代の人 「この上で寝れば、ひんやり冷たい」

 そして、多くの観光客が求めていたのは「かき氷」です。

20代の人 「浅草を食べ歩きしていて暑くなってきたからアイスか、かき氷が食べたくなって探してきた。ほぼ夏ですよね」

甘味処 彩夏 染谷太一店長 「ここ数年は非常に5月ぐらいが暑い。昔は7月入ってから、かき氷の売上数が伸びていたが、ここ数年は5月ぐらいから一気にかき氷の売り上げが伸びている」

 13日に夏日を観測した地点は全国で400を超えました。これは今年2番目の多さです。

■早くもハチ活発 今夏どうなる?

 異例の暑さの影響でしょうか…。

“スズメバチハンター”みどり産業 田迎真人さん 「ここにいます」

 早くも“アシナガバチ”が住宅街に姿を見せ始めました。

“スズメバチハンター”みどり産業 田迎真人さん 「今年は多いんじゃないか」

 今週の暑さがハチのピークを早めている恐れも。一体、何が起きているのでしょうか。

 東京都心が3日連続で夏日になるなど季節外れの暑さが続くなか、あの真夏の厄介者が動き出していました。

 12日夕方、住民の依頼を受けて業者が駆け付けたのは千葉県野田市の一軒家です。

“スズメバチハンター”みどり産業 田迎真人さん 「ここにいるセグロアシナガバチ。1匹、止まっている。女王バチ」

 ハチの巣作りが始まっていたのは住宅の窓枠の下です。今はピンポン球程度の大きさですが…。

“スズメバチハンター”みどり産業 田迎真人さん 「そのうち、このくらい20センチくらいになる。(巣が大きくなると)働きバチがピュッて来る。気を付けないと危ない、急いでやらないと。(今年は)若干早い」

 例年よりも駆除の依頼が1週間程度、早まっているといいます。

 ハチは6月ごろにかけて巣作りをし、真夏に巣の大きさや働きバチの数もピークを迎えます。

 今回は大事になる前に駆除することができました。

 しかし、駆除のプロは今年のハチを警戒しています。

“スズメバチハンター”みどり産業 田迎真人さん 「気温が高い状態で温度が一定すれば早く大きくなる。今年は多いのでは」

 暑い日が続けばハチの巣の成長スピードも加速するといいます。今週のような初夏の陽気が続けば、ハチの活動のピークが前倒しになる可能性があります。

 「季節外れの暑さ」と「不安定な天気」は14日も続く見込みです。