紫外線が強くなる季節を迎えました。日焼けの原因となる紫外線は、しっかりとした対策が必要です。
仙台に降り注ぐ紫外線量の月ごとの平年値は12月が最も少なく1月から増え始め、5月は既に1年で4番目に高い水準です。
とき皮ふ科クリニック西村季紘院長「強い日差しで強く日焼けをしてやけどのようになってしまう方もいらっしゃいますし、長期的にみると紫外線のダメージによってしみやしわのリスクも上がってきます。紫外線予防は常にしていただくことをお勧めしています」
地上に届く紫外線は、UVAとUVBの2種類あります。UVAは肌のより深い部分に到達し、長期的にはしわやたるみの原因になります。UVBは表面近くに影響を及ぼし、真っ赤に焼けたりひどい場合は水膨れができたり、長期的にはしみやそばかすの原因になります。
とき皮ふ科クリニック西村季紘院長「正確には少しずつ少しずつ蓄積して、気付いた時にはこんなになっていたんだということが多いです」
対策に欠かせない日焼け止めですが、パッケージにはPAやSPFなどと書かれています。
PAは、しわやたるみの原因となるUVAを防ぐ効果を示しています。+から++++と4段階あり、数が多い方が、より効果が高くなります。
SPFは、しみなどの原因となるUVBを防ぐ効果の目安です。数字は効果の持続時間を示していて、1だと約20分間でその50倍の50+まであります。
とき皮ふ科クリニック西村季紘院長「SPFやPAがそれぞれ強くなるにしたがって、もちろん紫外線防御効果は上がるんですけど、その分少し肌にごわつきが伴ったり白く残りやすかったりどうしても塗り味が悪くなったりすることがあります。日常生活でそんなに紫外線を強く浴びることがないのであればSPF10前後、PA+で十分かと思います」
西村医師に、塗り方のポイントを聞きました。
とき皮ふ科クリニック西村季紘院長「クリームタイプであれば真珠1個サイズで掌1枚分。ローションとかさらさらの物は100円玉サイズで掌1枚分。ごしごしやるとそれはそれでしみやしわの原因になりかねませんので、優しく置いてらせん状になるべくこすらないように塗り広げていただくことが重要になります。若干白浮きしてるくらいでよろしいかと。数分もすればなじんでいきますので」
体の後ろ側は塗り忘れが多いく、耳の周りや首の後ろも塗ることが大切です。汗をかいたりタオルで拭いたりして生活の中で自然と取れてしまうためその都度、または2時間から3時間置きに塗り直すと良いそうです。
室内にいる時も注意が必要です。
とき皮ふ科クリニック西村季紘院長「透明な窓とかは、紫外線が透過してしまうんですね。室内にいるから紫外線を全く浴びないということはなくて、長期的なUVAの影響を考えるのであれば窓との状態を見ての日焼け止めは重要なのかなと」
日焼け止めの選び方のポイントです。SPFとPAに注目すると、ほとんど屋内にいる日で、1.雨やくもりなど日差しが弱い日は、SPF10+とPA+
2.屋内にいても日差しが強い日は、SPF30+前後とPA++やPA+++
3.屋外に長時間いる日は、SPF50+とPA++++
が良いということです。
このほか、西村先生医師は日傘、日よけのスリーブ、帽子、サングラスなども今のうちから使った方が良いと話していました。日焼けをしてしまったら、水や氷で冷やしてください。ただし、氷を直接当てると凍傷になる危険があり、タオルで包んで冷やしてください。水ぶくれや強い痛みがある場合は皮膚科を受診してほしいということです。