東京都内で「匿名・流動型犯罪グループ」による強盗事件などが相次ぐなか、警視庁が金塊を取り扱う業者などに立ち入り検査を行ったことが分かりました。

 警視庁は4日、古物営業法に基づいて都内にある金塊などを取り扱う複数の業者などに立ち入り検査を行い、取り引きの実態の把握や防犯指導を行いました。

 捜査関係者によりますと、検査では、取引を行う際に身分証を提示させるなど本人確認を徹底することや、違法な疑いがある取引を確認した場合には、警視庁に届け出るよう指導したということです。

 東京・江戸川区にある会社では先月、強盗を行う目的で軍手を所持して会社の周辺に集まったとして、強盗予備の疑いで男2人が逮捕されていて、警視庁はこの会社にも立ち入りを行いました。

 この会社では金塊を取り扱っていて、男らは金塊が運ばれるタイミングを狙った可能性があるということです。

 警視庁は「匿名・流動型犯罪グループ」による強盗事件などが相次いでいることから、今後も被害に遭った店舗などに立ち入りを行い、防犯指導などを行っていくとしています。