2026年度の宮城県の最低賃金について、検討する審議会が始まりました。初めて時給1000円を超えて過去最大の上げ幅となった2025年度に続き、どこまで引き上げられるかが焦点です。
宮城労働局で開催された2026年度の宮城地方最低賃金審議会の初会合では、松瀬貴裕宮城労働局長から、29日に選任された審議会の熊谷真宏会長に対し最低賃金の調査が諮問されました。
宮城県の最低賃金は、2025年度1038円初めて1000円を超え、引き上げ幅も65円と現行の改定方式では過去最大でした。
中東情勢の悪化に伴い物価高騰が続く中、春闘では賃上げの動きが活発となっていますが、一方で賃金引き上げは中小企業を中心に経営を圧迫する可能性もあり、難しい判断が迫られます。
熊谷真宏会長(公認会計士)「労使の皆様で十分に納得のいく議論をしていただきまして、適切な金額提示にたどりつければ」
審議会は8月上旬までに具体的な金額を取りまとめて答申し、10月から新たな最低賃金が適用される見通しです。