イギリスのバーナム首相は、地域の社交場として社会に根付く「パブ」が行政に収める税金をイングランド全土で減税すると発表しました。

 バーナム首相は23日、イングランド全土のパブやクラブ、ライブハウスの営業にかかる税金を来年4月から20%カットすると発表しました。

 これにより平均的なパブで1100ポンド、年間およそ24万円の経費削減が見込まれるということです。

 税金の減収分は政府が「社会に貢献していない」とするギャンブル施設などの優遇措置を見直すことで賄うとしています。

訪れた客 「ここ数年で多くのパブが閉店したことを考えると、パブを存続させ再オープンさせる政策なら何だって良いです」

パブの店員 「パブは文化の一部であり、単に飲む場所以上の存在です。より前向きな対策や制度につながることを期待しています」

 バーナム首相は22日にも、ロンドン以外の地域でバスの片道運賃の上限額を2ポンド、およそ440円に設定する政策を打ち出しました。

 最大で1ポンドの値下がりにつながり、「人々の生活にゆとりをもたらす」としています。

 調査会社「ユーガブ」が21日、イギリス国民を対象に「3年後の暮らしは前の政権より良くなると思うか」聞いた世論調査では、「良くなる」が21%、「悪くなる」が16%となりました。

 一方で「同じ」や「分からない」という回答は過半数を超えていて、今後、バーナム政権が政策を着実に実行できるか問われています。