フィリピンの沿岸警備隊は中国と領有権を争う南シナ海で自国の船が中国船から放水などの妨害を受けたと発表しました。

 フィリピン沿岸警備隊によりますと、南シナ海のスカボロー礁周辺で24日、沿岸警備隊や漁業水産資源局の船に向けて中国海警局の船が相次ぎ放水し、一部命中しました。

 中国船から放水されるのは2日連続で、フィリピン側は「危険かつ不適切な行動だ」と非難しています。

 一方、中国側は「違法な活動を行っていた複数のフィリピン船に対し、法に基づき規制措置を講じた」としています。

 南シナ海では20日にもフィリピン軍が中国側に隊員が棒で殴られて負傷したと主張するなど緊張が高まっています。

 22日には両国の外相が会談しましたが、互いに抗議して対立は続いたままです。