梅雨前線の影響で、宮城県北部では31日から2日にかけて記録的な大雨となりました。大崎市では土砂崩れが発生し、国道108号の一部区間で通行止めが続いています。

 川村彩音記者「土砂崩れがあった現場では、木が根元から折れてしまっています」

 大崎市川渡では1日、観測史上最も多い203.5ミリの雨が降りました。

 警察などによりますと、大崎市鳴子温泉の荒雄湖畔公園付近では約200メートルの区間で土砂崩れが3カ所発生しました。

 このため、国道108号が鳴子温泉古戸前から秋田県境までの約30キロで通行止めになっていて解除の見通しは立っていません。

 被害状況を調査してている宮城県では、まずは工事車両が入るための応急的な復旧から始めたいとしています。

 このほか、涌谷町では2日午前9時過ぎ出来川が江合川との合流地点付近で氾濫しました。

 涌谷町では出来川沿いの1255世帯2830人に避難指示を出しましたが、3日午前6時に災害発生の恐れが低くなったとして避難指示を全て解除しました。

 宮城県によりますと、水田や大豆畑など90ヘクタールが出来川からあふれた水で冠水しました。

 農家「水稲は大きくは被害を受けていないと思う。ただ大豆ですね、転作している大豆の方が収量ゼロに近い状態になる」

 宮城県などは、他に被害が出ていないかなどを調査しています。