広島と長崎に原爆が投下されてから81年を迎えました。核兵器の恐ろしさと平和の尊さを伝えるパネル展が仙台で始まりました。
仙台市太白区文化センターで13日から始まった「原爆と人間展」。被爆者らでつくる宮城県原爆被害者の会が毎年開いています。
会場には、原爆投下直後の広島や長崎を記録した写真や絵など約180点が並びます。 横たわる男性のそばで2人の子どもがピンセットを手にする様子を描いた一枚。
木村緋紗子さん(89)が、8歳の時、広島で被爆した体験を広島の高校生が絵にしました。
木村緋紗子さん「これウジ虫なんです。白いのがウジ虫。それをこのピンセットでウジ虫を取る」
大やけどを負った祖父の体にはウジ虫が。木村さんは1週間にわたって看病し続けました。
訪れた人「改めてこうやって見るとやっぱり悲惨だなっていう。何て言えばいいか言葉が出ないですね」
訪れた人「これからも戦争をしないで幸せな国でいてほしいです」
木村さんは会場を訪れた子どもたちとも直接話し平和の大切さを伝えました。
木村緋紗子さん「これを見てあなたはどう感じましたか?」
子ども「人が黒かったり赤かったりして、服がボロボロでもうそれだけで原爆の威力が分かりました」
木村緋紗子さん「わかった。だから?」
子ども「だからもう二度と戦争が起こらないでほしいです」
木村緋紗子さん「そうですね。怖いね、怖いよね」
被爆者から戦争を知らない世代へ。89歳の木村さんは自身の体験を語り続けたいと話します。
木村緋紗子さん「戦争をするから核兵器を持ちたがる。だから核兵器は絶対持ってはいけないってその訴えを聞いていただきたいと思います」
パネル展は太白区文化センターで14日まで開かれています。