ウクライナでロシアの攻撃による民間人の犠牲が急増しています。7月の死者は437人で、本格侵攻が始まった直後の2022年5月以来最も多いことが分かりました。
国連ウクライナ人権監視団は13日、7月にロシアの攻撃で民間人少なくとも437人が死亡し、2610人が負傷したと発表しました。
死傷者を合わせた人数は2022年3月以来最も多く、6月より3割増え、前の年の7月より7割も増加したということです。
ロシアは弾道ミサイルや巡航ミサイルでの攻撃を激化させていて、7月は6月の2倍以上にあたる429発が発射されたということです。
監視団は、ミサイルやドローンでの長距離攻撃が犠牲者が急増した主な要因になったと分析しています。
ゼレンスキー大統領は12日、CNNのインタビューに応え、「早急に必要な迎撃ミサイルの数の1割しか保持していない」と明かしました。
ひと月あたりのロシアのミサイル攻撃が倍増するなかで、迎撃ミサイルの保有数は去年の4割に減ったとしています。
さらに、「アメリカが保有する迎撃ミサイルの5%を売却してくれればこの冬を乗り越えられ、10%を売却してくれればすべてのロシアの弾道ミサイルを撃墜できる」と述べ、供与の拡大を訴えました。
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