夏の甲子園、仙台育英は18日の準々決勝で智弁和歌山に敗れ準決勝進出を果たせませんでした。敗戦から約6時間後の18日午後7時半ごろに宿舎で行われた最後のミーティングで、須江監督は選手たちに「これが終わりではない」と伝えました。

 須江航監督「あれだけ真剣に1年間2年間3年間やってきて、思うような試合展開には全くなりませんでした。それも含めて学びしかないってことですよ。だからきょうが終わりじゃなくて始まりだってことです」

 「自分の部屋に戻ってみれば、あの時ああすれば良かったなって思うこともたくさんあるかもしれないけど、目をつぶって寝る瞬間には後悔じゃなくて希望に向けて寝てほしいなと思う」

 「3年生たちは、自分たち最高学年じゃなくて1年生や2年生が多数(ベンチ入りメンバーに)選ばれているのは、普通に考えてチームの雰囲気が良くなるなんて夢みたいなことはありません」

 「でも言う必要はないかもしれませんが、この夏私が感じたのは雰囲気が悪いなんて感じたことは一度もないです。(2年生の)有本や砂には話したけども、来年自分がけが、実力で誰かに抜かれてしまった時に同じ振る舞いができるかと言ったら多分できない。それくらいすごく尊く、大切にしなきゃいけないと思わせる取り組みをしてくれた」

 須江監督は話を終えると、3年生全員と固く握手を交わしました。

 仙台育英の選手たちは19日、JR仙台駅に到着し、暖かい拍手で迎えられました。