気象庁と国土交通省は、「レベル5大雨特別警報」を発表した石川県と富山県について、28日の未明にかけて大雨が続くとして警戒を呼び掛けました。

気象庁予報課 細見卓也課長 「命の危険が迫っているため、直ちに身の安全の確保をしなければならない状況です。指定された避難場所への避難がかえって危険な場合は、少しでも浸水しにくい高い場所へ移動するなど、身の安全を確保する必要があります」

 気象庁は27日午前7時すぎの緊急会見で、「レベル5大雨特別警報」の対象の石川県と富山県では、28日の午前6時までに予想される24時間の降水量を200ミリと説明しました。

 「レベル5大雨特別警報」が発表されている時はすでに災害が発生している可能性が極めて高い状況で、低い土地の浸水のほか、河川や用水路があふれていることがあるということです。

 車で移動する場合には、浸水した場所に入ると車が動かなくなる可能性があって非常に危険な状態になるため、外出を控えるよう呼び掛けました。

 また、移動を始めていた場合は「非常に注意力を持って、水の浸かり具合を確認しながら移動してほしい」としたうえで、アンダーパスや浸水したエリアに入らないよう強く求めました。

国交省 河川環境課 島本和仁課長 「車などで移動していると、後ろから車が来ていたりとか、色んなプレッシャーのなかで進まざるを得ないような気がするかもしれませんが、冠水していると非常に危険だということを、この間の千葉豪雨では多く事案が発生いたしましたので、そういったことを思い出して、しっかりと止まって、身の安全を確保するということをやっていただきたいと思います」

 また、気象庁は周辺の市町村に対しても、特別警報の発表を待つのではなく、気象庁の「レベル4危険警報」や自治体からの「レベル4避難指示」などの最新の情報を確認して身の安全を確保してほしいと呼び掛けています。