宮城県選挙管理委員会から当選無効の決定を受けた、気仙沼市の遠藤秀和市議が会見を開き現在の思いを話しました。訴訟の提起については、9月上旬までに判断するとしています。
遠藤秀和気仙沼市議「どのような結論になったとしても、今後も地域活動政治活動をここ気仙沼市で行ってまいります」
県選管は4月の気仙沼市議会議員選挙選で当選した遠藤さんについて、電気の使用状況などから「気仙沼市の自宅は一時的に滞在、寝泊まりしていただけに過ぎない」などとして、当選は無効と結論付けました。
遠藤さんは障害のある次男ら家族を支えるという特別な事情で登米市の家を行き来していて、生活の実態は気仙沼市にあると主張しています。
地方選挙に詳しい拓殖大学の河村和徳教授は、生活実態を証明することの難しさを指摘します。
拓殖大学河村和徳教授「三陸自動車道ができて交通網が良くなって、交通インフラが整備されると生活空間が広がっていますから、生活の根拠が市の中で完結することがほぼない時代の中で、水道料や電気代だけで判断することが難しい」
気仙沼市での生活実態を証明するためには、次のような方法もあると話します。
拓殖大学河村和徳教授「携帯電話の位置情報で、私半分以上に気仙沼市にいましたよ、寝に帰ってましたよ、と証明する上で携帯電話が非常に重要」
仙台高裁への訴訟の提起について、遠藤さんは9月上旬までに判断するとしています。