宮城県は、職員の健康管理に取り組む健康経営宣言を出しました。
宮城県は2008年から15年連続、メタボリックシンドロームとその予備軍の割合が全国ワースト3位で、最新の結果も全国ワースト6位と低調です。
40歳から74歳の県民の31.9%、約3人に1人がメタボ該当者とその予備軍です。
宮城県健康推進課菊地奈美子技術主任主査「メタボリックシンドロームを日本語で言うと、内臓脂肪症候群のことでございます」
内臓脂肪症候群は胃や腸の周りにつく脂肪、内臓脂肪が肥満であり血糖値高め、血圧高め、脂質異常の3つのうち2つ以上当てはまる人のことを指します。
1つに当てはまる場合は、メタボ予備軍になります。
メタボになると内臓脂肪の悪玉物質や高血圧などで血管に負荷がかかり、脳血管疾患のリスクなどが高くなります。
実際、宮城県は脳血管疾患で亡くなる人の割合が全国で上位になっています。
食べすぎや運動不足、喫煙、睡眠不足など様々な要因がありますが、宮城県民にメタボが多い理由は移動手段の便利さにあるのではないかと考えられています。
宮城県健康推進課菊地奈美子技術主任主査「仙台市だと地下鉄も走っていて、電車で行ける。駐車場の料金もそんなに高くなくて車でも仙台市に来られることが、宮城県の良さであって運動不足を引き起こす要因にもなるのかなと」
そこで宮城県は、家事など日常生活を含めて1日8000歩以上を目指して達成すると、商品などがもらえる歩数アップチャレンジを展開し、運動不足の解消を呼び掛けています。
呼び掛ける側の宮城県職員のメタボ該当者は25.2%と、平均よりやや低いものの4人に1人となっています。
2017年からは、脱メタボキャンペーンとして階段に標語を表示して職員のモチベーションアップにつなげています。
このほか、宮城県庁で毎日午後3時に必ず流れる3分間体操は1967年から行われていて、前半では頭痛や肩こりの予防、後半では腰痛予防や血液の循環を促します。
メタボ対策で始まったのではありませんが、本気で体操すると12.43キロカロリーを消費でき、庁舎の階段を1階から8階まで上ることと同じ運動量とのことです。
宮城県職員「皆さんやってたので、私もやり始めました」「ずっとデスクワークなので、体を動かすことによって気持ちを切り替えるとかリフレッシュできるかなと感じてます」
健康優良な県を目指して宮城県の担当者は、メタボ該当者の割合について明確な目標は定めていないものの、まずはこれ以上順位が下がらないように努めたいと話しています。。
宮城県健康推進課菊地奈美子技術主任主査「増やさないことが一番重要かなと思う。健康診断の結果を前年、10年前と比べてどうかなという見方をしていただく。変化を対策していくと、ご自身の健康づくりにもなるかなと思います」