世界が注目した会議を終えた日米両国の財務トップが口をそろえたのは「タカイチノミクス」でした。今後、どんな影響を与えるのでしょうか。

■「タカイチノミクス」影響は?

 日米の財務閣僚から、その言葉が出てきました。

片山財務大臣 「タカイチノミクス」

アメリカ ベッセント財務長官 「タカイチノミクス」

 G20財務相・中央銀行総裁会議に出席した片山財務大臣と日銀の植田総裁は、相次いでアメリカのベッセント財務長官と会談しました。

日本銀行 植田総裁 「詳細についてはノーコメントとさせていただきます」

 一方、アメリカ側は植田総裁との会談内容を公表。

 ベッセント財務長官は円が著しく過小評価されているとの認識を示し、円安が日本国内のインフレ圧力を高める一因になっていると指摘したということです。

ベッセント財務長官 「日本人に話しました。アベノミクスが大成功を収めたので、今はリフレ政策をやめるべきだと。今はタカイチノミクスの時代です」

 安倍元総理が推し進めたアベノミクスの柱は「金融緩和」「財政出動」「成長戦略」の3つ。デフレからの脱却を目指したリフレ政策で円安が進みました。

 ベッセント財務長官は「アベノミクスがもたらす結果について考える時期に来ている」とし、日本側に円安阻止につながる日銀の利上げを求めた可能性があります。

片山財務大臣 「経済なくして財政なしはそこはアベノミクス、タカイチノミクス、全く変わらないで一貫していて、あとは多分、金融政策について総裁がいらっしゃる場では私が申し上げることではないと思うので」

 植田総裁は政策金利の追加引き上げについて、今月中旬に行われる会合で検討する意向です。

日本銀行 植田総裁 「次回の会合を含め、毎回の決定会合においてしっかりと議論して参りたいと考えております」