宮城県の複数の図書館で、計2000冊以上の本が行方不明になっていることが分かりました。一部は盗まれたとみられていて、関係者が頭を悩ませています。

 仙台市泉区の宮城県図書館では、2025年の蔵書点検で貸出記録の無い本や雑誌、約420冊の行方が分からなくなっています。

 宮城県図書館では、警備員の巡回を強化したり新刊の図書の棚を職員が常駐するカウンター前に移動したりするなど、対策を進めました。

 しかし、今度は新聞のテレビ欄やコラム欄が切り取られる被害が半年で3回も発生していて、警察に相談しているということです。

 職員「最終的には利用される皆さんのモラルにかかっているところもある。利用される方の良識によって図書館は運営されていると思いますので、それを信じて運営できれば」 仙台市の公立図書館7カ所でも計1600冊余り223万円相当の本が行方不明になっています。

 このほか、気仙沼図書館では2月の蔵書点検で107冊約26万円相当の本の所在が確認できませんでした。

 不明となっている本の内訳は社会や政治、国際問題を扱った新書や専門書が最も多くなっていて、料理や手芸など暮らしに関する実用書、小説やエッセイなどの文学書が続きます。

 各図書館では、利用後は必ず返却し大切に利用してほしいと呼び掛けています。