ブラジルで大統領選挙が行われ、ボルソナロ前大統領の長男と現職のルラ氏が決選投票に進むことになりました。

 選挙管理当局によりますと、4日に行われた大統領選挙では、親米右派で前大統領の長男のフラビオ・ボルソナロ上院議員(45)と現職で通算4期目を目指すルラ大統領(80)、いずれも当選に必要な過半数の得票に届きませんでした。

 得票率はボルソナロ氏が47%、ルラ氏が45%で、決選投票が25日に行われます。

 経済政策や治安対策が主な争点で、ボルソナロ氏はアメリカのトランプ政権との関係強化を訴えるとともに政府支出の削減などを訴えています。

 一方、関税などを巡り、トランプ大統領と対立するルラ氏は格差是正などを訴えています。

 南米ではアルゼンチンやチリ、コロンビア、ペルーなどで次々と親米右派政権が誕生していて、この右傾化の流れがブラジルにも波及するかが焦点です。